Monday, December 22, 2014

シルク・ド・ソレイユの「コンサート」に行ってきました。

あと数時間でVIA RAILに乗ってオンタリオへ向かうんですが、先週行ったコンサートの記事をアップしてから出発したいと思います〜。


ケベックが誇る世界的有名なサーカス団といえば・・・・

そうシルク・ド・ソレイユです!

そのシルク・ド・ソレイユが、今モントリオールで創業30周年記念コンサートをやっているというので、自分へのクリスマス兼誕生日プレゼントとして行ってきました〜あはん〜




場所はMont-Royal駅近くのl'église Saint-Jean-Baptistという大きな教会です。






サーカスのショーではなく音楽コンサートなんですが、ちょっとしたパフォーマンスを織り交ぜながら進行していくので、半分ミュージカルのような感覚でした。

(フラッシュなしの撮影OKでした⭐️)



この帽子被った女の子と赤い風船、昔トロントで観に行ったショーを思い出す。(その時もチケットは自分へのクリスマス兼誕生日プレゼントだったなあ。笑)




90分間休憩なしノンストップ。

オーケストラ、合唱団(choir)、歌い手の人たちの演奏・歌はみな本当に素晴らしかったです。

プロジェクターを最大限に利用して、教会の内壁に映像を映し出したり、雪を降らせたり・・・・
最後は完全にこのコンサートが作り出す世界観に飲み込まれてました。

司会者もおらず、曲の名前などの説明も一切なかったのは観客を夢から覚まさせないためなのかも。


最後はもちろんスタンディングオベーション。



終わったあともっともっと余韻に浸っていたかったのですが、実はこのコンサートに行った次の日にフランス語の最後の授業があったので、さっさと家に帰って寝ました。
(素晴らしく現実)



これから5時間の電車の旅に行ってきます〜。

次のブログアップは正月明けになりそうです。

ではみなさん良いお年を!

Bonnes fêtes!

Aya

Friday, December 19, 2014

寒さへっちゃらん〜

モントリオール在住の人たちは(ケベコワ、外国人に関わらず)
私が9月からモントリオールに来たことを知ると
必ずと言っていいほどこの一言を言ってきます。

「じゃあ今年が君の初めてのモントリオールの冬なんだね!」

そのあとは「どれだけここの冬が寒いか」、
「去年がどれだけ寒かったか」についての話が語られます。
(確かに去年は例年より寒かったらしいですが)

でもね・・・
エドモントンの冬を乗り越えた私にとってモントリオールの冬なんて大したことないっすよ。笑

現地人に
「体感温度がマイナス30度、40度にもなる日があるんだよ。あ、でもそんなに心配しなくていいよ、そんな気温に日は一冬に数日だけだけだから。」

と言われても、私は全くビビることもなく。

エドモントンは気温(体感温度ではない)がマイナス30度の日が1週間続いてたっけ〜。

車持ってなかったから徒歩で20分かけて通学してたな〜。

学校に着く頃にはまつげに凍った涙が付いてたのが懐かしい。
ちなみに足は完全に凍ってた。(ジーパンw)

そういえば寒すぎるとiPodが動かなくなることも初めて知ったな〜。
(ポケットから出して操作すると画面が薄れて消える)

数年前の寒波では体感温50度の日もあったしな〜。
(私はその時住んでませんでしたが、エドモントン在住の友達からの情報です)


それに比べたらカフェやら地下鉄やらショッピングモールやらあったまる場所(避難所?笑)がたくさんあって、除雪作業も早く行われる都会の冬なんて、全く怖くないのですw

なので、最近は
「モントリオールの冬は初めてですか?」
という質問に答えるときは、
「はい」という返事に続けて
「でもエドモントンに住んだことあるので大丈夫です」
と言っています。

いや、ほんとそれくらい
ここがいかに寒いか力説したがる人が多いんですよ。


ぼーん

先週たくさん雪が降った時の写真




先週あたり雪がたくさん降りましたけど(上の写真)

今週の初めは全然寒くなくて、こんな格好で外にでてました。

丈の短いピーコート


トロントに住んでる友人たちは
「モントリオールは遊びに行くのはいいけど、冬が寒いから住むのは無理!」
と言います。

それにしてもモントリオールっ子のおしゃれに対する情熱には、日本の女子高生に似たところがあると思います。

だってこの時期にスカートにタイツを履いてる女の子の多いこと。
みなさん足元はまだまだショート丈ブーツ(太いヒール)で頑張ってるよー。


男性だって負けてません。
長めのウールのコートに洒落たマフラーに帽子。

かっこええけど、絶対寒いやん〜〜!て思います。

(もちろんカナダグースでモコモコの人もいますよ)

真冬でミニスカの日本の女子高生もある意味尊敬しますが、モントリオールっ子も暖かさよりもファッション重視なんですね〜〜。


ぼーん




そういえば!今日から学校お休みなんです!やたー。

冬休みの2週間はオンタリオに滞在します〜。

気心しれた人たちと休暇を過ごせるのはすごく楽しみだけど2週間もずっと英語しゃべってたらようやくしゃべれてきたフランス語がダメになってそう。。。

On va voir.....

Aya

Friday, December 5, 2014

チーズとなにを合わせるか。

ホストマザーがブルターニュ出身のフランセーズであることが関係しているのか、乳製品の消費量がハンパないです。

バターにクリームに牛乳にチーズ。


ホストマザーに「乳製品大好きだよね〜?」って言ったら
「そんなことないわよ」という返事が。

えええ〜うそやん。

パスタや野菜の炒め物には自家製ベシャメルソース(ホワイトソース)を使うことが多いし、スープには必ずフレッシュクリームをたらり。
最近はギリシャの「ツァジキ(グリークヨーグルトを使ったディップ)」にはまってて、それできゅうりの和え物作ったりしてる、さらにデザートはアイスクリームが一番好きなあなたが乳製品好きじゃないと・・・・????


きっと日本人が、『日本人って大豆製品大好きだよね?』って言われて「ん〜そんなことないけど・・・」
と返す感覚かなあ。

味噌、醤油、豆腐、ぜんぶ大豆からできていて、日本人は普段からこれらの食材を食べてますね。
でも大好きとはちょっとちがう。。。
というのがフランス人にとっての乳製品のような気がします。


さて、ホームスティでは週一ぐらいで食後にチーズとワインが出てきます。。

ぐへ





よく出るチーズの種類はブリー、カマンベール、そしてスイスチーズです。

(私の好きなチェダーチーズはフランス人からすると「vrai (本物の)」チーズとは呼べないそうな。なんでー、がーん。)


チーズと共にテーブルに用意される定番のものといえば、

ワイン(赤がいいらしい)と
パン(バゲッドがいいらしい)ですね。

たまに、オリーブを間につまんだりして。

もう一つ、フランス人のホストマザーには欠かせないチーズのお供があります。
それはなんとバター。

バゲットにバターを塗って、チーズと一緒に食べるんです!

初めてみたときは軽く衝撃でしたが真似してみると確かに美味しいわ・・・。




この前、夕飯を食べ終わって「さあチーズでも食べましょうか」となったとき、
「Ayaこれチーズと一緒に食べると美味しいわよ〜試してみなさい」
といわれて出てきたもの。

洋梨〜〜〜!










洋梨とチーズなんて、初めて食べます食べてみたら超美味しい。

映画「Ratatouille(レミーの美味しいレストラン)」のレミーが、チーズとイチゴを両方いっぺんに口に入れるときの心境とシンクロ。







洋梨がちょうどばっちり熟れていてとろみといい甘さといいチーズの酸味と相性抜群でした。



以前ホストマザーから「チョコレートとワインも合うわよ〜」っていわれて、トリュフと赤ワイン一緒に食べてみたけど、こちらは微妙でした。

私はチョコレート口に入れた後に、あったかいお茶を飲むのが好きです〜。

口の中でチョコレートが溶けて風味が増す感じがしますから。






チーズ繋がりでもうひとつ。
Zengarryというオンタリオ州のメーカーのナッツチーズなるものを先日購入したときの感想を書きます。




ナッツチーズはその名の通り主材料はカシューナッツで、乳は一切使用していません。
つまりビーガンなんですが、匂いは本物のチーズみたい。




「ブリー」って書いてあるけど、クラッカーにつけてみるとクリームチーズっぽい見た目に。
味は、新種の乳製品といったかんじ。
100歩譲ってもブリーチーズの味ではないですが、これはこれで美味しかったです。

もう一回買うかと言われたら、もう一回買うと思います〜〜!



以上、チーズ三昧な記事でした。

Aya

Monday, December 1, 2014

ビーガンタイレッドカリー

友達のCを夕飯に招待したので、ひっさしぶりに料理という料理を作りました。

ビーガンレッドカレーです。


盛りつけセンスがなさ過ぎな件。


Thai Kitchenの"Red Curry Paste"で作りました〜。

魚醤(フィッシュソース)を醤油に、チキンストックをこんぶ出汁に替えて、肉の代わりに木綿豆腐を使いました。

これだけだとまだ味に「深み」が足りないので、マッシュルームとタマネギのみじん切りを大量投入〜。 
マッシュルームは細かく刻んだものを味を出す為に先に入れてタマネギ、ニンニク、ショウガと一緒に油で炒め、スライスしたものは食感を楽しむために後で入れるのがミソです。



今回私が作ったのはメインディッシュのみですw

サイド2品とデザートはホストマザーが作ってくれました〜。

久しぶりの料理は楽しかったけど毎日はできないな〜。
普段から料理作ってる人尊敬します。


このレッドカレーの材料を買いに出かけたときに、この機会にいろんなお店に入ってみようといろんなスーパーやら八百屋さんやらを回ってみました。
(普段買い物に出かけることがあまりないので)
そのうちの一軒の自然派食材のお店、C'est la Vieで私の大好物、Kettleのポテトチップスが3ドル切って売られていたのでレッドカレーとはまったく関係なかったけど思わず手に取りにレジへ〜。
(ちなみに味はニューヨークチェダー。これとスイートオニオンの味が一番好き。)

レジの側にパンを入れたかごがあって、そこに"moin 1$"と書かれた紙が貼られていたので、ビックリしてレジのお兄さんに「これってこのパンが全部1ドル以下って意味ですか?」と尋ねてみると『パンの定価から1ドル引きで売ってるんだよ』とお兄さん。

くるみやドライフルーツが入った上等のパンだったので定価はどれも5ドル。
1ドル引きでも4ドル。
3ドルのポテチは買うが4ドルのパンは買いたくない。(笑)

「1ドル引きなら要りません。」と言うと、レジのお兄さんが他のスタッフとフランス語で何やら会話したあとこちらに向き直り
(聞き取れないのが悲しい)

『パンただで持って行っていいよ。賞味期限が明日だから明日には売れないし。家に帰ってすぐ冷凍庫に入れれば問題ないよ。』

と言ってくれました!

まじでーありがとう〜。ってお礼を言ってたら、近くでバケットの入った袋を腕に抱えて運んでいた別のスタッフのお兄さんが、『このバケットも持ってっていいよ。今朝焼いたものなんだけど、これも明日には売れなくなるから。』と言ってバケット一本くれました!

閉店間際だったのかな?超ラッキーでした!!


外は日が落ちて寒かったけど、パンの入った袋を提げた私はほくほくした気持ちで家路を歩きました。

そして帰宅するや否やすぐに貰ったパンをスライスして味見。
どっちも美味しかった〜〜〜〜〜!

ただでもらったパン。合わせて8ドルの価値。(強調)


夕飯食べにきてくれたCにもバケットお裾分け〜。
バケットは命短いと思う。フレッシュなうちに食べちゃわないともったいない。

Cにフランス語が聞き取りが苦手なんだけど・・・と相談したら、フランス語学習におすすめのドラマを教えてくれました。

"Chez mimi"と"Extra French"です。

どちらもゆっくりしゃべってくれるって言ってたのでさっそく"Extra French"をYoutubeで1話だけ観てみました。

これは、面白い!続きが気になるわ!!






Cに教えてもらって初めて知ったんだけど、Youtubeの"cc"ってところ押したらサブタイトル出るんです!感動!

ありがとうC〜!

さて、明日からまた一週間がんばろう〜!

Wednesday, November 26, 2014

モントリオールの冬支度

最近観たホームセンターの軒先。




こちらでは「生」のクリスマスツリーが売られています。

もちろんクリスマスツリーの「畑」もあるんですよ〜。





そういえば、この間ようやく理想のウィンタージャケットに巡り会えました!





Chlorophylleというケベックブランドのものです。
消費税とかひっくるめて今まで買ったどのコートよりも高かったです。
(それでもCanada GooseやKanukよりだいぶ安いけれど。)


ダウンジャケットに抵抗があるので、素材が100%Synthetic material (化繊)で、なおかつ防寒機能も半端ないものを今月に入ってからず〜っと探していました。

このジャケットは長さもちょうど良くて後ろの生地はお尻まですっぽり隠せます。
気温マイナス30度までは中が薄着でも大丈夫で、もし気温がそれ以下になったら中を厚着にすれば対応できるそうです。
そして化繊なので洗濯機で洗えます〜。


これで冬支度はほぼ完了。
ウィンターブーツは2足買ったところだし、帽子、スカーフ、耳当てはもってるから、あと必要なのは手袋ぐらいかな。。。?

今週は一瞬暖かくなり積もってた雪がほとんど全部解けてしまったけれど、またすぐに寒くなりそうです。

Friday, November 21, 2014

現代美術はチンプンカンプンという話

皆さんぼんじゅー。
「じゅー」の発音をよく矯正されるAyaです。

モントリオールにあるミュージアムは入館料が安くなる、もしくは無料になる曜日があります。(常に無料のところもあるけど)
モントリオールに限らず、カナダは全体的に美術館・博物館のたぐいは日本よりも価格的に行きやすいですね。

というわけで割引のある水曜日にMusée d'art contemporain de Montréal(モントリオール現代美術館)へ行ってきました。


http://www.macm.org/en/expositions/biennale-de-montreal-2014-2/
(ただいまのエキシビション)

近代美術作品など50年ぐらい前のアートは(アンディーウォーホルとか)観るの楽しいですが、超最新の「現代」美術となると、これってアートなの?どういう意図で作ったの?ってたくさん考えてしまうので、一気に作品を観た後はちょっと疲れます!笑




これは2つの壷は空洞がつながってて、あちら側の穴に向かって叫べる作品。


Babak Galkar, "Time to Let Go...2014"


経済のグラフを家庭に身近にある材料で作った作品。


Richard Ibghy and Marilou Lemmens, The Prophets, 2013


グラフ、カラフルで可愛かった。(なんて感想だ)

とくに、気に入ったのはこの

年齢別に非就労率を表したグラフ。

カナダはまだまだ不景気で若者に正規の職がありません〜。

日本より就職率は低いです。


"Rate of Unemployment by Age"


今回一緒に美術館に行ったガーリーンはハイチ系アメリカ人。
彼女とはphotoshopのワークショップで友達になりました。

このワークショップでは受講者が私を含め5人いたのですが、先生を含め全員出身国がバラバラだったんです。

シリア、フランス、ハイチ、イラン、コロンビア、それに日本。


先生(フランスに移民したシリア人だけど、今はモントリオール市民)が「このクラスはは小さなUN(国際連合)のようね〜」って。

多民族国家と呼ばれるカナダといえども、ランダムに集まった人たちの出身地がこうも多様ということは珍しいです。

特に留学生限定とかではなくて、マギル大学の学生対象のワークショップだったんですがね。。。カナダの大学なのにカナダ人いないってどうゆうこと。笑

ガーリーンはマギルの学生じゃないんだけど、ここの医学部に通うボーイフレンドがたまたまphotoshopのワークショップの案内をみつけて家で暇を持て余す彼女のために登録してくれたらしい。

ちなみにボーイフレンドはユダヤ人。
初めて聞いたとき、医学部でユダヤ人ってまたベタな!と思ってしまいました。
(ユダヤ人はお金持ちが多いので、カナダの医学部はユダヤ人の割合が高いのです。)


ガーリーンを駅で待っていたとき、近くのCDやDVDを売ってるお店が目に入りました。

フランス語字幕で映画を観るのってフランス語の勉強になるかな・・・・と思って、DVDを探しに入ってみることに。

フランス映画は今まで3本しか観たことがないのですが、その中でダントツ好きな「アメリ」はあるかな〜と、店員さんに聞いてみました。

私「このお店にアメリって置いてますか?」

店員さん「アメリ?アメリ・プーランのことかい?」

私「アメリ・プーランじゃなくてアメリって名前の映画探してるんですけど・・・」

店員さん「ああ・・・君の言ってること分かると思う。着いてきて」

そして、「これのことじゃない?」って言われて渡されたDVD。

そうそう、これっす!



ほんまや〜アメリ・プーランって書いてる!

アメリって英語のタイトルも日本語のタイトルもアメリだから、てっきりフランス語でもアメリだけだと思ってた。。。

見つけたはいいけど、結局このDVDは購入に至りませんでした〜。

このアメリ・プーランには字幕がついていなかったのです。
音声がフランス語のみは良いとして、フランス語字幕も英語字幕もついてないんですもん。
ハードル高いんですもん。

こうゆうフランス直輸入なDVDでも需要があるところがさすがケベック州だ〜。

Monday, November 10, 2014

フランスへの憧れ

モントリオールにきてから2ヶ月が経とうとしていますが、この街に住んでいて感じることの一つ。

ケベコワはフランスが好きである。

元は同じフランス人だから、『憧れ』、という言い方は変なのかもしれないけれど、そんな感じ。
フランスの文化に対して誇りを持っていて、『フランス産=良いもの!』って思ってる人が多いと思います。

雑貨や文房具屋でフランスっぽいもの(例えばエッフェル塔のモチーフなど)をよく見かけるし、ドラッグストアーに行ってもフランスの化粧品や生活用品などの輸入品の割合が他の州より多いからです。


センタービルにこんな地下鉄の入り口があります。





最初見た時、

「こ、これは。日本の美術の教科書でみた、アールヌーボー建築、パリのメトロ(地下鉄)の入り口に瓜二つじゃーーー。なんでこんなところにこんなものが!」
と思ったのですが、実は似ていて当然。
この入り口はパリ市からモントリオール市にプレゼントされたものだからです。


他に、モントリオールが他のカナダの都市と違うな〜と感じたことは、ファッショナブルな人が多い、外見に気を使う=太っていない人が多い、喫煙者が多い、グラフティの数(モントリオール人からすると落書きでもアートだそう)、パン屋・カフェ・ショコラティエの数が多い、あと、大阪人のAyaも真っ青になるほど信号を無視する歩行者が多いです。笑

ちなみに英語では信号や横断歩道のない場所で歩行者が道路を横切ることを、"J-walk"と言います。フランス語ではなんというのか知りません。

街中に自転車専用道路の設備が整っているので、自転車通勤・通学者もとても多いです。
"bixi"というモントリオール発の自転車レンタルシステムもあります。

あとは若い人で髪をシニヨンしてる人をたまに見かけるな〜。
女性は頭のてっぺんのほうでシニヨン。男性は、頭の下半分を刈り上げて、上半分の髪を伸ばしてシニヨンにしています。

これはモントリオールの流行りなのか、カナダの流行りなのかは分かりません。
けど私が3年前にトロントに住んでたときはそんな髪型にしてる男性は見かけませんでした。。。


他の州のカナディアン達からは、モントリオールは美男美女が多いと思われています。
私も以前旅行で来たときはそう思っていました。
でも最近になって、美男美女が多いのは外見に気を使ってる人が多いからでは?もとの作りはそんなに大差ないんじゃ。。。と思えてきました。

ケベコワの友人曰く、
『フランス人のファッショナブルなところ、情熱的なところ、スモーカーなところ、こだわりが強いところをケベコワ達は受け継いでいるんだ。けれど本場のフランス人よりはリラックスしてる人が多いと思うよ』
だそうです。

なるほどね〜

Friday, November 7, 2014

モントリオールはたぶん初雪でした。

朝から凍った霧雨のようなものが降っていて、「ん?雪か?」と思っていたら、午後には雪っぽいものが降りました。
すぐに止みましたが。
たぶん初雪でした。

そして朗報です。
夕方にホストマザーに車で連れて行ってもらったお店でやっとウィンターブーツが買うことができました。

しかも一気に2足も。




これカナダの常識ですが、ウィンターブーツは防寒はもちのろんのこと、防水でなければいけません。

防水でないブーツなど、どれだけ素敵なデザインだったとしても雪が積もってる間は出番なし、ウィンターブーツとしての価値はありません。

(常に車移動の恵まれた方は関係ないですが・・・・ あら、妬みじゃありませんよ。オホホホ)



靴の裏がメープルリーフだらけ!


両方ともセールで1足95ドルで売っていましたが、セール品は2足買うと1足が半額になったので超お買い得でした。






ロングブーツの方は側面にタグホルダーが付いていて、こんな風に名前を書いた紙を挿入できるようになっています。



t
レシートの裏使いました。・・・なんか思ったよりださいw


モントリオールに住んでウン十年のホストマザー一押しのこの靴屋さんは、Mt-Royal Estにある"CHAUSSURES LE 103"という名前のお店です。

支払いは現金のみでした。

袋の写真。



お店の外の看板や旗は、主に取り扱ってるブランド、"Pajar"の名前を全面的にアピールしていました。笑

広い店内はPajarの靴でいっぱいで、かなり豊富な品揃え。



夕方6時で真っ暗。



Pajarはモントリオールの会社で、ローカルの人々に広く支持されています。
特にウィンターブーツはそのクオリティーの高さに定評があるようです。(ホストマザー談)


他に有名なカナダのウィンターブーツのブランドと言えば、シロクママークの"Sorel"ですね。(コロンビアに買収された?)
日本のファッション雑誌に、あのごついブーツが載ってるのを見たときはびっくりしました。
日本でSorelって・・・・!笑
寒くて雪の降る地域ならまだしも、東京とかのストリートで履くものじゃない・・・。



今までどの靴屋さんに入っても購入を決めれなかったのに、今日で一気に2足買っちゃうなんて、初雪効果恐るべし。。。(セールだったこともあるけどね)

今買わないと後で「なんであのときブーツ買っとかなかったんだ。こんなに雪積もってるのにスニーカーで外に出なくちゃいけない〜!」って文句を言ってる自分の姿が頭に浮かんだのでね。

私の経験則ですが、北国で防寒着をケチるほど愚かなことはありません。
次なる獲物はウィンタージャケット。
現実的な予算の範囲内で出来るだけクオリティーを優先させて、良いものを手に入れたいと思います〜。

今週末は本格的に冬のショッピングに出かける人が多そうな気がします。

皆様もよい冬支度を〜。

Aya

Tuesday, November 4, 2014

毛糸のセーター

来るモントリオールの冬を乗り切るため、防寒・防水に優れたウィンタージャケットとウィンターブーツを探しているAya。

お店に入る前に「今日こそ目的のものを買うぞ!」と気合いを入れているのですが、当初の目的とは別のものを手にしてほくほく笑顔で店から出て行くあるある。

今回も例にもれず、初めて立ち寄ったビンテージストアでウールセーター2枚をお買い上げ〜。

だって、そのうち1枚はアイルランド産のフィッシャーマンセーターなんですもん。
これが、40ドルの20%オフで、32ドルですよ!!
しかも税込み価格でですよ!
(ケベック州は消費税が15%なので、これはかなりポイント高いです。)










2枚目はノルウェー産のウールセーターで、カーディガン式になっています。
(割引価格44ドル)

ノルウェーのセーターって聞いただけであったかそうです。










「アナと雪の女王」はノルウェーが舞台らしいですが、このセーターのボタンは雪の結晶の柄になっています。

実は買うときはボタンのことに全然気づいていませんでした。

そういえば作中にも雪の結晶を模したデザインが出てきてたな〜。
アナ雪好きなので嬉しい!




レジで店長と思わしきシブいおっちゃんが「うちはモントリオールで20年商売してるよ」と言いながら、名刺を手渡してくれました。
Friperie St-Laurent、モントリオールの老舗ヴィンテージショップです。
今なら店内のもの全て20%オフだそうですよ〜〜!
お店にはイヌイットの民族衣装(でも実用的)なんて変わったものもありました。


ヴィンテージはほとんどが一点ものなので、自分の好みとサイズにぴったり合うものを見つけると、運命を感じてしまいますね。

Aya

Monday, November 3, 2014

リス天国

公園でリスを激写してきました。

カナダではリスは都会であろうが田舎であろうが木のあるところはどこにでも居る見慣れた動物なのですが、ぴょんぴょん動き回る彼らを私はいつも目で追ってしまうのです。

追いかけっこか、追い払って追い払われてるのか。

何か落ちてないか、顔を地面に近づけて這いずり回っています。

 今の時期、太ったリスが多いです!


もぐもぐもぐもぐ

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ・・・・





2歳から6歳まで預けられていた保育所が、子ども達にそれぞれ違う動物を決め当てて、持ち物には必ず名前と一緒にその動物マークをつけるということをしていて、私の動物はリスだったのです。
「自分の動物はリス」という幼い頃の刷り込みのせいか、今でもリスにとっても愛着があるのです。笑

紅葉ももうすぐ終わりそうです。




この間出会ったリスが、餌をくれると思ってつきまとってきたのが面白かったです。


フェンス越しにこちらの様子を伺ってます。

その場に立ったままでいると、遠回りで寄ってきます。

「餌くれるの?」という態度に思わず苦笑。

足下から登ってくる勢いでした。笑

おねだりされても人間の食べ物は君たちの身体に良くないからあげません〜。


ハローウィンが終って、一気にクリスマスムードです。(早)
リス達も冬に備えて良いもの食べてたくさん太るんだ!

Aya

Friday, October 24, 2014

世界で2番目か3番目に寒い首都。

アロー!

今週ドイツ人カップルがドイツに帰国しました。
ドイツ人らしく(?)真面目でオーガナイズしてて、ちょっぴり心配性&世話焼きで、アウトドアが好きで(自転車とか)、そしてドイツ人とは思えないくらい英語が流暢だった二人。
22歳と25歳で数ヶ月前に学生結婚したばっかりで、たまに周り関係なく突然二人の世界に入ってしまうところ意外は、頭が良くて優しい最高のルームメイトでした。
オタワに3人で日帰り旅行に行ったのも良い思い出です。

たちがオタワに行ったのは1ヶ月前で、天気がよくて暑い日でした。
国会議事堂の無料ツアーや、世界遺産のリドー運河のボートクルーズに参加しました。

オタワって、世界で2番目か3番目に寒い首都らしい!
バスのお姉さんは『2番目に寒い』って言ってて、ボートクルーズのお兄さんは『3番目』って言ってた。

写真載せようって思いながらもすっかり載せそびれていたのでこの機会に載せます。

カナダの国会議事堂。ドイツ人「ロンドンのビックベンにそっくり」


とってもとっても美しい図書館。

下院(The house of commons)の部屋。

国会議事堂の上から臨むリドー川。

世界遺産になっているリドー運河。

撃たれてなくなった兵士が守っていた記念碑。

こちらでは銃撃戦事件のあった日から毎日テレビでオタワのニュースをやっています。
あんな平和な街がなあ〜。
オタワの事件の前日にはケベック州のモントリオール郊外で同じような事件が起きていたので(関係性は今のところ不明)ざわざわしています。
『今のハーパー政権はアメリカ寄りだし、カナダは中東に兵士を送り込んでるから今回の事件は"No surprise"だ』という意見もネットの記事で読みました。

こちらがその記事。(注:この記事はケベック州で起きた兵士殺害事件に関しての記事で、オタワの銃撃戦事件に関しての記事ではありません)
https://firstlook.org/theintercept/2014/10/22/canada-proclaiming-war-12-years-shocked-someone-attacked-soldiers/

この記者の人のいっていること、同感できます。
「テロリスト」という言葉を西の世界の政府は『他国に武力行使で侵入、侵略する道具にしている』ということです。


次にやってくるルームメイトはまだ決まっていません。
しばらくはホストマザーとの二人暮らしになりそうです〜。