Friday, November 21, 2014

現代美術はチンプンカンプンという話

皆さんぼんじゅー。
「じゅー」の発音をよく矯正されるAyaです。

モントリオールにあるミュージアムは入館料が安くなる、もしくは無料になる曜日があります。(常に無料のところもあるけど)
モントリオールに限らず、カナダは全体的に美術館・博物館のたぐいは日本よりも価格的に行きやすいですね。

というわけで割引のある水曜日にMusée d'art contemporain de Montréal(モントリオール現代美術館)へ行ってきました。


http://www.macm.org/en/expositions/biennale-de-montreal-2014-2/
(ただいまのエキシビション)

近代美術作品など50年ぐらい前のアートは(アンディーウォーホルとか)観るの楽しいですが、超最新の「現代」美術となると、これってアートなの?どういう意図で作ったの?ってたくさん考えてしまうので、一気に作品を観た後はちょっと疲れます!笑




これは2つの壷は空洞がつながってて、あちら側の穴に向かって叫べる作品。


Babak Galkar, "Time to Let Go...2014"


経済のグラフを家庭に身近にある材料で作った作品。


Richard Ibghy and Marilou Lemmens, The Prophets, 2013


グラフ、カラフルで可愛かった。(なんて感想だ)

とくに、気に入ったのはこの

年齢別に非就労率を表したグラフ。

カナダはまだまだ不景気で若者に正規の職がありません〜。

日本より就職率は低いです。


"Rate of Unemployment by Age"


今回一緒に美術館に行ったガーリーンはハイチ系アメリカ人。
彼女とはphotoshopのワークショップで友達になりました。

このワークショップでは受講者が私を含め5人いたのですが、先生を含め全員出身国がバラバラだったんです。

シリア、フランス、ハイチ、イラン、コロンビア、それに日本。


先生(フランスに移民したシリア人だけど、今はモントリオール市民)が「このクラスはは小さなUN(国際連合)のようね〜」って。

多民族国家と呼ばれるカナダといえども、ランダムに集まった人たちの出身地がこうも多様ということは珍しいです。

特に留学生限定とかではなくて、マギル大学の学生対象のワークショップだったんですがね。。。カナダの大学なのにカナダ人いないってどうゆうこと。笑

ガーリーンはマギルの学生じゃないんだけど、ここの医学部に通うボーイフレンドがたまたまphotoshopのワークショップの案内をみつけて家で暇を持て余す彼女のために登録してくれたらしい。

ちなみにボーイフレンドはユダヤ人。
初めて聞いたとき、医学部でユダヤ人ってまたベタな!と思ってしまいました。
(ユダヤ人はお金持ちが多いので、カナダの医学部はユダヤ人の割合が高いのです。)


ガーリーンを駅で待っていたとき、近くのCDやDVDを売ってるお店が目に入りました。

フランス語字幕で映画を観るのってフランス語の勉強になるかな・・・・と思って、DVDを探しに入ってみることに。

フランス映画は今まで3本しか観たことがないのですが、その中でダントツ好きな「アメリ」はあるかな〜と、店員さんに聞いてみました。

私「このお店にアメリって置いてますか?」

店員さん「アメリ?アメリ・プーランのことかい?」

私「アメリ・プーランじゃなくてアメリって名前の映画探してるんですけど・・・」

店員さん「ああ・・・君の言ってること分かると思う。着いてきて」

そして、「これのことじゃない?」って言われて渡されたDVD。

そうそう、これっす!



ほんまや〜アメリ・プーランって書いてる!

アメリって英語のタイトルも日本語のタイトルもアメリだから、てっきりフランス語でもアメリだけだと思ってた。。。

見つけたはいいけど、結局このDVDは購入に至りませんでした〜。

このアメリ・プーランには字幕がついていなかったのです。
音声がフランス語のみは良いとして、フランス語字幕も英語字幕もついてないんですもん。
ハードル高いんですもん。

こうゆうフランス直輸入なDVDでも需要があるところがさすがケベック州だ〜。

No comments:

Post a Comment