去年の9月、モントリオールで暮らし始めたころ。
ホストマザーに学校までの行き方を車で案内してもらっていたら、鮮やかな色が目に飛び込んできました。
「あのファンキーなパンツはなんだ!?」
ホストマザーの車から撮った写真。 |
なんで警察官があんなパンツ履いてるんや?と最初こそ驚きましたが、街中を観察していると、警察官がみなこのような格好をしていることに気がつきました。
あれ、これモントリオールの普通なん?
実はこれは退職金プランの変更に反対した警察組織がmanifestation(デモ活動)の一環なんです。
パトカーにもデモのステッカーがぺたぺた貼られていますね。
ストライキが日常茶飯事にあるカナダ・ケベックでも、警察はストライキする権利がありません。
(そうなったら困るわ)
そこで警察は考えた。
公務を続けながら自分たちの不満を社会にわかってもらうには・・・
制服の着崩しかない!
(女子高生か)
という流れになったかどうかは知りませんが、とにもかくにもモントリオールの警察官のファッションは迷彩柄パンツというスタイルが今や定着しています。
一年経つ今でもこんな感じ ↓
少し前にSNSでも関連ニュースが出回っていて、他の州に住むカナダ人たちも驚いていました。
http://www.vancitybuzz.com/2015/06/montreal-police-camo-pants-funeral/
元ケベック州知事、Jacques Parizeauの葬儀に警官たちが正規の制服ではなく、例の迷彩パンツで参列したことで、警察組織に対する非難が寄せられたという記事です。
にしても、このニュースに載っているツイッターやインスタグラムの写真に写る警察官たちの派手派手なパンツといったら。
ピンクとかギャグですか。
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