Wednesday, November 26, 2014

モントリオールの冬支度

最近観たホームセンターの軒先。




こちらでは「生」のクリスマスツリーが売られています。

もちろんクリスマスツリーの「畑」もあるんですよ〜。





そういえば、この間ようやく理想のウィンタージャケットに巡り会えました!





Chlorophylleというケベックブランドのものです。
消費税とかひっくるめて今まで買ったどのコートよりも高かったです。
(それでもCanada GooseやKanukよりだいぶ安いけれど。)


ダウンジャケットに抵抗があるので、素材が100%Synthetic material (化繊)で、なおかつ防寒機能も半端ないものを今月に入ってからず〜っと探していました。

このジャケットは長さもちょうど良くて後ろの生地はお尻まですっぽり隠せます。
気温マイナス30度までは中が薄着でも大丈夫で、もし気温がそれ以下になったら中を厚着にすれば対応できるそうです。
そして化繊なので洗濯機で洗えます〜。


これで冬支度はほぼ完了。
ウィンターブーツは2足買ったところだし、帽子、スカーフ、耳当てはもってるから、あと必要なのは手袋ぐらいかな。。。?

今週は一瞬暖かくなり積もってた雪がほとんど全部解けてしまったけれど、またすぐに寒くなりそうです。

Friday, November 21, 2014

現代美術はチンプンカンプンという話

皆さんぼんじゅー。
「じゅー」の発音をよく矯正されるAyaです。

モントリオールにあるミュージアムは入館料が安くなる、もしくは無料になる曜日があります。(常に無料のところもあるけど)
モントリオールに限らず、カナダは全体的に美術館・博物館のたぐいは日本よりも価格的に行きやすいですね。

というわけで割引のある水曜日にMusée d'art contemporain de Montréal(モントリオール現代美術館)へ行ってきました。


http://www.macm.org/en/expositions/biennale-de-montreal-2014-2/
(ただいまのエキシビション)

近代美術作品など50年ぐらい前のアートは(アンディーウォーホルとか)観るの楽しいですが、超最新の「現代」美術となると、これってアートなの?どういう意図で作ったの?ってたくさん考えてしまうので、一気に作品を観た後はちょっと疲れます!笑




これは2つの壷は空洞がつながってて、あちら側の穴に向かって叫べる作品。


Babak Galkar, "Time to Let Go...2014"


経済のグラフを家庭に身近にある材料で作った作品。


Richard Ibghy and Marilou Lemmens, The Prophets, 2013


グラフ、カラフルで可愛かった。(なんて感想だ)

とくに、気に入ったのはこの

年齢別に非就労率を表したグラフ。

カナダはまだまだ不景気で若者に正規の職がありません〜。

日本より就職率は低いです。


"Rate of Unemployment by Age"


今回一緒に美術館に行ったガーリーンはハイチ系アメリカ人。
彼女とはphotoshopのワークショップで友達になりました。

このワークショップでは受講者が私を含め5人いたのですが、先生を含め全員出身国がバラバラだったんです。

シリア、フランス、ハイチ、イラン、コロンビア、それに日本。


先生(フランスに移民したシリア人だけど、今はモントリオール市民)が「このクラスはは小さなUN(国際連合)のようね〜」って。

多民族国家と呼ばれるカナダといえども、ランダムに集まった人たちの出身地がこうも多様ということは珍しいです。

特に留学生限定とかではなくて、マギル大学の学生対象のワークショップだったんですがね。。。カナダの大学なのにカナダ人いないってどうゆうこと。笑

ガーリーンはマギルの学生じゃないんだけど、ここの医学部に通うボーイフレンドがたまたまphotoshopのワークショップの案内をみつけて家で暇を持て余す彼女のために登録してくれたらしい。

ちなみにボーイフレンドはユダヤ人。
初めて聞いたとき、医学部でユダヤ人ってまたベタな!と思ってしまいました。
(ユダヤ人はお金持ちが多いので、カナダの医学部はユダヤ人の割合が高いのです。)


ガーリーンを駅で待っていたとき、近くのCDやDVDを売ってるお店が目に入りました。

フランス語字幕で映画を観るのってフランス語の勉強になるかな・・・・と思って、DVDを探しに入ってみることに。

フランス映画は今まで3本しか観たことがないのですが、その中でダントツ好きな「アメリ」はあるかな〜と、店員さんに聞いてみました。

私「このお店にアメリって置いてますか?」

店員さん「アメリ?アメリ・プーランのことかい?」

私「アメリ・プーランじゃなくてアメリって名前の映画探してるんですけど・・・」

店員さん「ああ・・・君の言ってること分かると思う。着いてきて」

そして、「これのことじゃない?」って言われて渡されたDVD。

そうそう、これっす!



ほんまや〜アメリ・プーランって書いてる!

アメリって英語のタイトルも日本語のタイトルもアメリだから、てっきりフランス語でもアメリだけだと思ってた。。。

見つけたはいいけど、結局このDVDは購入に至りませんでした〜。

このアメリ・プーランには字幕がついていなかったのです。
音声がフランス語のみは良いとして、フランス語字幕も英語字幕もついてないんですもん。
ハードル高いんですもん。

こうゆうフランス直輸入なDVDでも需要があるところがさすがケベック州だ〜。

Monday, November 10, 2014

フランスへの憧れ

モントリオールにきてから2ヶ月が経とうとしていますが、この街に住んでいて感じることの一つ。

ケベコワはフランスが好きである。

元は同じフランス人だから、『憧れ』、という言い方は変なのかもしれないけれど、そんな感じ。
フランスの文化に対して誇りを持っていて、『フランス産=良いもの!』って思ってる人が多いと思います。

雑貨や文房具屋でフランスっぽいもの(例えばエッフェル塔のモチーフなど)をよく見かけるし、ドラッグストアーに行ってもフランスの化粧品や生活用品などの輸入品の割合が他の州より多いからです。


センタービルにこんな地下鉄の入り口があります。





最初見た時、

「こ、これは。日本の美術の教科書でみた、アールヌーボー建築、パリのメトロ(地下鉄)の入り口に瓜二つじゃーーー。なんでこんなところにこんなものが!」
と思ったのですが、実は似ていて当然。
この入り口はパリ市からモントリオール市にプレゼントされたものだからです。


他に、モントリオールが他のカナダの都市と違うな〜と感じたことは、ファッショナブルな人が多い、外見に気を使う=太っていない人が多い、喫煙者が多い、グラフティの数(モントリオール人からすると落書きでもアートだそう)、パン屋・カフェ・ショコラティエの数が多い、あと、大阪人のAyaも真っ青になるほど信号を無視する歩行者が多いです。笑

ちなみに英語では信号や横断歩道のない場所で歩行者が道路を横切ることを、"J-walk"と言います。フランス語ではなんというのか知りません。

街中に自転車専用道路の設備が整っているので、自転車通勤・通学者もとても多いです。
"bixi"というモントリオール発の自転車レンタルシステムもあります。

あとは若い人で髪をシニヨンしてる人をたまに見かけるな〜。
女性は頭のてっぺんのほうでシニヨン。男性は、頭の下半分を刈り上げて、上半分の髪を伸ばしてシニヨンにしています。

これはモントリオールの流行りなのか、カナダの流行りなのかは分かりません。
けど私が3年前にトロントに住んでたときはそんな髪型にしてる男性は見かけませんでした。。。


他の州のカナディアン達からは、モントリオールは美男美女が多いと思われています。
私も以前旅行で来たときはそう思っていました。
でも最近になって、美男美女が多いのは外見に気を使ってる人が多いからでは?もとの作りはそんなに大差ないんじゃ。。。と思えてきました。

ケベコワの友人曰く、
『フランス人のファッショナブルなところ、情熱的なところ、スモーカーなところ、こだわりが強いところをケベコワ達は受け継いでいるんだ。けれど本場のフランス人よりはリラックスしてる人が多いと思うよ』
だそうです。

なるほどね〜

Friday, November 7, 2014

モントリオールはたぶん初雪でした。

朝から凍った霧雨のようなものが降っていて、「ん?雪か?」と思っていたら、午後には雪っぽいものが降りました。
すぐに止みましたが。
たぶん初雪でした。

そして朗報です。
夕方にホストマザーに車で連れて行ってもらったお店でやっとウィンターブーツが買うことができました。

しかも一気に2足も。




これカナダの常識ですが、ウィンターブーツは防寒はもちのろんのこと、防水でなければいけません。

防水でないブーツなど、どれだけ素敵なデザインだったとしても雪が積もってる間は出番なし、ウィンターブーツとしての価値はありません。

(常に車移動の恵まれた方は関係ないですが・・・・ あら、妬みじゃありませんよ。オホホホ)



靴の裏がメープルリーフだらけ!


両方ともセールで1足95ドルで売っていましたが、セール品は2足買うと1足が半額になったので超お買い得でした。






ロングブーツの方は側面にタグホルダーが付いていて、こんな風に名前を書いた紙を挿入できるようになっています。



t
レシートの裏使いました。・・・なんか思ったよりださいw


モントリオールに住んでウン十年のホストマザー一押しのこの靴屋さんは、Mt-Royal Estにある"CHAUSSURES LE 103"という名前のお店です。

支払いは現金のみでした。

袋の写真。



お店の外の看板や旗は、主に取り扱ってるブランド、"Pajar"の名前を全面的にアピールしていました。笑

広い店内はPajarの靴でいっぱいで、かなり豊富な品揃え。



夕方6時で真っ暗。



Pajarはモントリオールの会社で、ローカルの人々に広く支持されています。
特にウィンターブーツはそのクオリティーの高さに定評があるようです。(ホストマザー談)


他に有名なカナダのウィンターブーツのブランドと言えば、シロクママークの"Sorel"ですね。(コロンビアに買収された?)
日本のファッション雑誌に、あのごついブーツが載ってるのを見たときはびっくりしました。
日本でSorelって・・・・!笑
寒くて雪の降る地域ならまだしも、東京とかのストリートで履くものじゃない・・・。



今までどの靴屋さんに入っても購入を決めれなかったのに、今日で一気に2足買っちゃうなんて、初雪効果恐るべし。。。(セールだったこともあるけどね)

今買わないと後で「なんであのときブーツ買っとかなかったんだ。こんなに雪積もってるのにスニーカーで外に出なくちゃいけない〜!」って文句を言ってる自分の姿が頭に浮かんだのでね。

私の経験則ですが、北国で防寒着をケチるほど愚かなことはありません。
次なる獲物はウィンタージャケット。
現実的な予算の範囲内で出来るだけクオリティーを優先させて、良いものを手に入れたいと思います〜。

今週末は本格的に冬のショッピングに出かける人が多そうな気がします。

皆様もよい冬支度を〜。

Aya

Tuesday, November 4, 2014

毛糸のセーター

来るモントリオールの冬を乗り切るため、防寒・防水に優れたウィンタージャケットとウィンターブーツを探しているAya。

お店に入る前に「今日こそ目的のものを買うぞ!」と気合いを入れているのですが、当初の目的とは別のものを手にしてほくほく笑顔で店から出て行くあるある。

今回も例にもれず、初めて立ち寄ったビンテージストアでウールセーター2枚をお買い上げ〜。

だって、そのうち1枚はアイルランド産のフィッシャーマンセーターなんですもん。
これが、40ドルの20%オフで、32ドルですよ!!
しかも税込み価格でですよ!
(ケベック州は消費税が15%なので、これはかなりポイント高いです。)










2枚目はノルウェー産のウールセーターで、カーディガン式になっています。
(割引価格44ドル)

ノルウェーのセーターって聞いただけであったかそうです。










「アナと雪の女王」はノルウェーが舞台らしいですが、このセーターのボタンは雪の結晶の柄になっています。

実は買うときはボタンのことに全然気づいていませんでした。

そういえば作中にも雪の結晶を模したデザインが出てきてたな〜。
アナ雪好きなので嬉しい!




レジで店長と思わしきシブいおっちゃんが「うちはモントリオールで20年商売してるよ」と言いながら、名刺を手渡してくれました。
Friperie St-Laurent、モントリオールの老舗ヴィンテージショップです。
今なら店内のもの全て20%オフだそうですよ〜〜!
お店にはイヌイットの民族衣装(でも実用的)なんて変わったものもありました。


ヴィンテージはほとんどが一点ものなので、自分の好みとサイズにぴったり合うものを見つけると、運命を感じてしまいますね。

Aya

Monday, November 3, 2014

リス天国

公園でリスを激写してきました。

カナダではリスは都会であろうが田舎であろうが木のあるところはどこにでも居る見慣れた動物なのですが、ぴょんぴょん動き回る彼らを私はいつも目で追ってしまうのです。

追いかけっこか、追い払って追い払われてるのか。

何か落ちてないか、顔を地面に近づけて這いずり回っています。

 今の時期、太ったリスが多いです!


もぐもぐもぐもぐ

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ・・・・





2歳から6歳まで預けられていた保育所が、子ども達にそれぞれ違う動物を決め当てて、持ち物には必ず名前と一緒にその動物マークをつけるということをしていて、私の動物はリスだったのです。
「自分の動物はリス」という幼い頃の刷り込みのせいか、今でもリスにとっても愛着があるのです。笑

紅葉ももうすぐ終わりそうです。




この間出会ったリスが、餌をくれると思ってつきまとってきたのが面白かったです。


フェンス越しにこちらの様子を伺ってます。

その場に立ったままでいると、遠回りで寄ってきます。

「餌くれるの?」という態度に思わず苦笑。

足下から登ってくる勢いでした。笑

おねだりされても人間の食べ物は君たちの身体に良くないからあげません〜。


ハローウィンが終って、一気にクリスマスムードです。(早)
リス達も冬に備えて良いもの食べてたくさん太るんだ!

Aya