Friday, December 23, 2016

2ヶ月前にすでにCSQを取得していた件について

パリ旅の続きを書く前に、みなさまに重大発表があります。


ケベック州の移民審査に通っていました。



WHHHHAAAAAT!!??


しかも、その許可証(CSQ/ Certificat de sélection du Québec)が発行されてたのが9月22日、2ヶ月も前なのに、それを知ったのはついこの間です。

なぜそれを今の今まで知らなかったかといいますと、
以下のような経緯でございます。


2016年1〜2月
1月から毎日何時間もMon Projet Quebec(申請サイト)へのアクセスを試み、つながったわずかな時間にちまちまアカウント作りの作業をすること約1週間、2月1日にようやくQSWのオンライン申請完了。

2016年7月
IDIQから、送付が必要な証明書&書類のリストが送られてくる。

2016年8月
日本へ帰国した翌日にMon Projet Quebecで住所をモントリオールから現住所に変更する。
後日、必要証明書&書類をIDIQへ発送する。

2016年12月
8月に書類送ったあともちょこちょこMon Projet Quebecで進行ステータスをチェックしていたけど、
いつまでたってもステータスが「審査待ち」になっていたためIDIQヘ電話問い合わせる。
「審査プロセスの進み具合を教えていただきたいのですが・・・・8月に送った書類は受け取られましたよね?」と尋ねると、
「書類を受け取ってもこちらから受け取ったという返事をすることはありません。それに、わたしにもMon Projet Quebecにかいてあること以上のことは分かりかねます」という返答をもらいました。
つまり、何もわからなかったんです。

しかし、その数日後、モントリオールの元ルームメイトから連絡があり、
引っ越し作業中に、わたし宛の手紙がなーぜーか本棚から出てきたと言うのです。

その封筒に入っていたものこそ、CSQ。


いや〜いろいろとびっくりしましたね。

まず、QSWの住所変更はオンラインで行うようにとのことだったので(これは電話で確認した)、日本の住所に変更済みであったのに、通知がモントリオールの家に届いていたこと。

次に、CSQが9月には届いていたのに12月まで本棚にしまわれていたこと。

わたしのCSQ発行から2ヶ月もたつのに、電話でプロセスの進行状況を確認したとき、IDIQのオフィサーがそのことを知らなかったこと。


そして、審査は終わってるはずなのに、未だにわたしのMon Projet Quebecアカウント上では
En attente de traitement(審査待ち)
になっていること。


いろいろと、突っ込みどころがすごい。
いや、人のこと言えませんけど。
わたしもきっちりしたタイプじゃないからね。
だからカナダのほうが楽なんやけどね。
役所はしっかりしてほしい。移民局の仕事とか人の人生かかってるし。



あと、ルームメイトが引っ越し作業中に手紙に気づいてくれてよかった。
CSQが紛失していたと思うと怖いわ。。。。!
(本棚にしまったやつ誰じゃぼけぇ)

今回は2ヶ月後に見つかったからまだ大丈夫。
1年後に見つかってたら、ムンクの叫び状態になってたと思う。


ふ〜。なんにせよ、CSQ取得の次はカナダ永住権申請か・・・・・。
なんか感慨ぶかいわ〜。ついにここまできたか、という感じ。
すでに達成感あって満足してしまってる。笑


けれど、実は迷いがあるのですよ。ほほほ。
永住権下りたとしても、カナダでほんまに一人でやっていけんのかっていうね。
現地でいろ〜〜〜〜〜んな境遇の移民の人たちを見てきたからね。
そういう意味で、モントリオールに2年住んで、移民向けのフランス語学校に行っててよかったと思う。
移民の現実を見れたので。
(結婚移民は別ですよ。配偶者がカナディアンと、そうでないのではまったくカナダでの生き易さが違うと思う)

とりあえず、フェデエラルの申請だけはしてみようと思います。
これで落ちたらきれいに諦めつくし。

落ちなかったらそれはそれで迷うのもまたよし!


日本かカナダで迷うなんて、贅沢な悩みや。

この境遇に生まれたことを、当たり前と思わないで、あんまり無い物ねだりになりすぎないように。

これは2017年の抱負にしようかな。



てか、これ(半年ぶりのブログ記事)書いてる時、すでに申請下りてたんやね。笑

2月1日に申請して、9月22日にCSQ取得できたので、約7ヶ月弱か。

ちなみにわたしがもらったCSQの有効期限は3年で(みんな3年かな?)、
カナダ永住権申請するときに、IRCC(連邦政府の移民局)にCSQ提出せんとあかんから、
カナダ永住権取得までは3年もかからんと思っといていいかしらね〜。

Sunday, December 11, 2016

初めてのパリ。怒涛の1日目- パリ旅①







2016年5月のパリ旅行の話です。

1週間、学校とパートタイムの仕事を休んで行ってきました。
(この頃はまだモントリオール)

ヨーロッパは過去にスウェーデン、デンマーク、スペインに行ったことがありましたが、
フランスに足を踏み入れるのは初めて。

今回はパリの友人宅に泊まっていたのですが
ほとんど一人で行動していたこともあり、ハプニング続出。(笑)
しかし、なんたって芸術のパリ!食のパリ!に感動しっぱなしの旅となりました。


1日目

格安航空券を買ったので、モントリオール-パリの直行ではなく、シカゴで乗り換え。
シカゴからパリまで隣の席だったのは、パリ在住のイタリア人女性。
シカゴへは仕事の会議で来ていたそう。
(かっこいいビジネスウーマン)

パリのレストランについていろいろ質問させてもらいました。

飲み物を頼まなかったり、チップを払わなくても失礼ではないこと。
水は、カラフェでタダで頼めることなどを教えてもらいました。

(前にドイツ人が、ドイツではレストランで飲み物頼まないと失礼と言っていたので、フランスはどうなんだろうと思ったのと、カナダ・アメリカではどこもかしこもチップがいるので。ちなみにカナダでは水頼んでもお金かからないし、失礼ではありません。)


朝9時頃にシャルル・ド・ゴール空港に到着。

お隣さんとはここでお別れ。
「こっち流にお別れの挨拶するわね」と、ビズを一回されました。

ところで、パリってビズは一回なんだろうか。それとも知り合い程度やから一回なんか?
(モントリオールは2回、南フランス出身の友達は3回ビズ)


入国審査は軽かった。
コペンハーゲン空港同様、パスポート見せたあとなんの質問もされず、
すんなりおわった。
空港には迷彩服のアーミー(警察?)が厳つい銃を携えて巡回していました。



友人宅へは空港からバスにのり、Porte Maillotで降りる。
そこからは、徒歩。
大きなスーツケースをゴロゴロ押しながら、
モントリオールとは全く違う街並みを進んでいく。

途中、タクシーが通るたびに、
呼び止められないかちょっと緊張してたけど、
完全スルー。

(カナダでスーツケースゴロゴロしてると
「ニーハオ、タクシー乗りなよ〜〜!」と言われることがある)








友人のアパルトマンには11時に到着。

このとき友人はマルタ旅行中で、翌日にパリに戻ってくる予定だったので、あらかじめウェルカムマットの下に鍵を置いていってくれていました。

その鍵で、言われた通りドアの一番上の鍵穴の解鍵を試みるが、
どうやら真ん中の鍵がかかっていて開かない。
(鍵が3つあり、友人の話では一番上の鍵のみ施錠しているはずでした)

実は、翌月引っ越す友人のアパルトマンの大家さんが、
次の入居人を探すために、友人の留守中に部屋を人に見せていて、
その見学が終わった後、
真ん中の鍵を閉めて帰ってしまっていたのです。

事前に友人から部屋の見学の話をきいていた私は、
これはきっと大家さんが開けておくべき鍵を閉めてしまったにちがいないと真っ青に。

スーツケースをドアの前に置き去りに、
wifiがつながる場所を探しにアパルトマンの外へ飛び出しました。

wifiつながる場所を探して知らない街をきょろきょろしながら歩いていると、
fnacという看板を発見。

「あれはフランス語学習本に出てきた本屋!
あそこならネットが使えるかも!!」

と入店。

(セキュリティーに出入りの際カバンチェックされる。パリでは当たり前みたい)

思った通り、無料wifiが使えました。
iPadからマルタ島でバカンス中の友人と連絡をとり、
友人に大家さんの連絡先を教えてもらい、
大家さんに連絡を取り、状況を説明し。。。。

30分経って、アパルトマンに大家さんが来て、
ドアの鍵を開けてくれました。

大家さんに何回「メルシー」言ったかわからん。

よかった、たまたま近くにいてくれて。。。。

ようやく部屋に入れた私は、身支度を整え、
13時過ぎにはオルセー美術館へ出発することができました。


(メトロに行く道で頭のおかしい人が私に向かって
「ジャポネーズジャポネーズ!君はジャポネーズだろおおおお〜〜〜???」
と叫んで、そして電話番号渡されました。
周りの人にすごく見られた。笑)


さて、
いうまでもないけど、オルセーは最高。

ルソー展やってました。


原田マハの「楽園のカンヴァス」を読んでからずっと、
ルソーの絵を見たいと思っていたの。
「夢」はでかいよ!でかい!
絵の中のジャングルに飲み込まれる感じ。

(ところで、この絵、ニューヨーク近代美術館 (MOMA)から来たらしい。
MOMA、2回も行ったことあるのに、覚えてない。。。。!
その時は見ていなかったか、今回みたいに貸し出し中やったんかも。)



他にも、主役級の印象派の素晴らしいコレクションがごろごろ。








フランソワ・ポンポンといえば、オルセーでは白熊が有名のようですが、
私はこの鳥さんが超気に入りました。
このフォルム、可愛すぎるわ!

Carlo Bugatti and Antoni Gaudi

オルセー美術館からの景色。



美術館は14時から18時の閉館ギリギリまでいました。



1日目からぶっ飛ばすのは体力が持たないので、まっすぐアパルトマンに帰ることに。

夕飯などを調達するためカルフールで買い物。食料品が高い!
カルフールが高いのか?


完全ただの日記ですが、こんな感じで残りもお届けします。